自律神経 の乱れと あん摩指圧マッサージについて

自律神経とは 身体の機能を無意識的に調整している神経です。
交感神経と副交感神経の二種があります。
交感、副交感、バランスよく機能している事が 大切です。
今回は 自律神経の乱れ 特に交感神経の過剰な緊張による 身体への影響と あん摩マッサージ指圧の効果についてを書いてみます。

交感神経は 別名 闘争の神経と呼ばれています。過剰な精神的ストレスや痛みや音 光 寒暖差など 外的ストレスにより交感神経が たかぶり過ぎると 下記の様な症状が出てきます。
○眩し過ぎる、ぼやける、
(これは 瞳孔が開いてしまい 眼のピントを合わせる筋肉が上手く働かなくなる為)
○血圧が上がる、特に手足の先が冷える
(細い血管が更に細くなってしまう為)
○夜眠れない、疲れが取れにくい、精神的に落ち            つかない
(交感神経は車で言えばアクセル 持続的にたかぶり過ぎてしまうと 興奮状態が治まらないので 不眠が出て 疲れも取れにくい イコール 身体の免疫も下がってしまう)
○胃や消化器の働きが鈍る
(胃や消化器の働きを促進するのは 副交感神経の為)
身体のコリ 特に肩コリ は 交感神経がたかぶり過ぎると 上記の様に 体内循環が悪くなり精神的なストレスで特に肩コリは出やすくなります。
頭痛に関しても頭の筋肉が硬くなり締め付けられる様な頭痛が特徴の(緊張型頭痛)や 偏頭痛 原因は一つには中々しぼれないものですが めまい等が出てきます。
ホルモンの一つ アドレナリンも交感神経に寄り 分泌が増えますがホルモンの作用は複雑なので 今回は触れずに置きます。
等々自律神経の乱れ 交感神経が昂り過ぎると この他にも色々な症状が出てきます。
逆に 副交感神経は リラックスの神経とも呼ばれいます。
特に夜は副交感神経が自然に活発になってくる事により 精神面や体は休まり 良い睡眠へと導き交感神経が昂ってしまい出現した症状を和らげてくれます。

あん摩マッサージ指圧は その副交感神経を活発にし 交感神経の働きを治める効果があります。
私が施術していて 副交感神経が上手く働き出したなと感じる大きな点は 
○施術を受けているお客様が 気持ち良さそうに寝り始める。
○消化器がグルグルと動く音がする。(100%の方がこの音がするわけではないですが 結構な頻度でこのグル音が聞こえます)
○手首の動脈の拍動がゆっくりになる。
(心臓の拍動を促進する交感神経の活動が緩やかになる為)
が私がよく気づく事です。

交感神経 副交感神経 バランスを取る事が重要です。
あん摩マッサージ指圧で たまにはアクセルを緩めてみませんか?

鶴川駅徒歩2分  タック指圧マッサージ
                                            星 たけし